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天候に合わせるように、昨日から体調悪くダウン。昨日の展示打ち合わせは行けず。体調管理不足が情けない…。

それでも一昨日、仕事後6つのギャラリーを廻った‐。来年グループショー参加予定の画廊を皮切りに芸大同期の漆原夏樹展(ギャラリー広田美術)、そして坂本トクロウ展(ギャラリー桜の木)、石田徹也展(ギャラリーQ)等。Qでは新たに「画廊からの発言’10」の小品展参加要請。

行った内のいくつかのギャラリーで「ガロン」 @galllllllon の話もしてきた。早速厳し目な見方をされる方もあったりと、いろいろ考えさせられることもあった。けれどそれはそれ、その人の見方考え方。先ずは作家である自分たちが主体的に動かなければ何も始まらない、と改めて実感した。

また、グループショーってどうしても企画や展示の内容に目が行きがちなんだろうけど、それだって展覧会の一側面、一要素にしか過ぎない、と考える。無論、掲げたテーマもあるが、先ず第一に僕たちは一つの「運動体」としてこの組織を結成し、表現の一手段として作品を発表することに重きを置きたい。

企画者的な立場で見られてしまうなど小金沢君には複雑な立場にさせてしまったが、ガロンにおいては彼も一表現者、7人全員が並列の立ち位置で参加することとしている。だから「galllllllon」でもある。

まあ、兎に角、僕らのような若造の世代が、このご時世に頭でっかちばかりにならないで、”バカ”みたいに「表現」を追求する集団があってもいいと思うんだ。メンバー皆20代後半から30代前半っていう作家だし、「今だから」出来ることなんだよね。

プラス、「現在の今」って、作家は自らが出来る、そして行っている表現と技材について徹底的に考えなければならない時代にあると思うんだ。僕のような30歳そこそこの作家は特に。それが無ければ20年後は消えているとさえ考える。いや、これってかなり重要なことでしょ。

今回、フライヤーに敢えて「日本画」という言葉は使用していない。「出自を説明する上で最低限の言葉としての使用」に留めている。何故なら「日本画」がどうのこうのっていう論議ももう古いよね。時代はもう違うんだ。また、本当の描き手、表現者なら其れを越えた次元で「表現について」考えたいよね。

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一昨日、広田で個展中の漆と差しだったが、村上さんの日本画USTで某芸大生が「日本画」を”素材の魅力だけ”で語ってしまったことも話題に。在る程度想像していたから見もしていないが、僕らが学生の頃はそんなことは無かった。意識の急低下。何を勉強しているのか。早く体調良くしなくては。
by zeno1016trp | 2010-05-20 00:00 | Twitter