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餅搗き

年末27日、日本画研究室の毎年恒例の「餅搗き」が行われた。

この餅搗きは昨年度に藝大を退任された画家、堀越保二先生を囲んで、助手やOB、大学院生らが中心となり行われる。今回は初めて中村さんの築100年以上も経つ日本家屋のご自宅で行われた。作業は古き時代の名残りが漂う広い土間で行われた。
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餅となるもち米は堀越先生の田圃から収穫された新米だ。
中村さんらが餅搗きのために下準備を行っていてくれたこともあり、当日の作業は合計7升の米を釜で蒸すことから始まった。蒸し上がったもち米は臼(うす)の中に入れられ、杵(きね)でつぶしこね、"返し手"と息を合わせながら搗いた。とはいっても、搗く方も返す方も大変な作業!さらに蒸し上がったばかりの餅はかなり熱い!皆で役割を交代しながらその作業は延々と行われた。

やがて搗いた餅はすぐに冷やされ、暫く経ってから包丁で切り分けられた。
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堀越先生には鴨まで振る舞われ、蕎麦の上に乗せ美味しくいただいた。座敷きで胡座をかきながら食べるお汁粉や漬け物も最高に美味だった。
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無くなりつつある文化の息遣いを肌に感じることができた、素晴らしい年の瀬だった。
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by zeno1016trp | 2006-12-31 13:00 | 日常のよしなしごと