スペインより帰国

先日、スペインより無事に帰国した!
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旅行日程は、19日から26日までの8日間。
往路は、成田空港からオランダ・アムステルダム空港経由、バルセロナ空港まで約14時間の空路だった。
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スペインでは首都Madrid(マドリッド)を始め、Barcelona(バルセロナ)、Valencia(バレンシア)、Granada(グラナダ)、Majas(ミハス)、 Ronda (ロンダ)、Sevilla(ゼビリャ)、Cordoba(コルドバ)、Campo de criptana(カンポ・デ・クリスターナ)そして古都Toledo(トレド)などの街を周遊した。

昨年の同時期にもアメリカ・ニューヨークを訪れたが、この時は気心の知れた美術家の友人と共に"美術三昧"の旅をした。そして今回は、妻と二人で赴いたんだ。

旅行先にスペインを選択した理由は、兼ねてからガウディの建築作品に憧憬していたからだ。特に、「Templo de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア)」は、この眼で観たいと強く願っていた。
そして実際に、一部の完成を除いて現在も工事が続けられている「Templo de la Sagrada Familia(サグラダ・ファミリア)」を現前した時、正に言葉では言い得ないほどの感銘を与えられた!本当に、凄いものを観てしまった。


短い期間だったが、この旅行を通じてスペインの歴史、文化、遺産に触れ、人々の生活の一部分を垣間見ることができたように思う。
—そしてさらに、素晴らしい"出逢い"の数々があったことを付しておきたい。
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                *

現在は作品の搬入日が近いため、旅行を回想する間もなく制作に没頭している。

また、ある程度、生活が落ち着いたら、「スペイン旅記」として旅の記録、回想を書き留めていきたいと思います!
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by zeno1016trp | 2006-09-30 01:44 | 旅行記

旅行の前に

久しぶりの日記。

先週はNYヤンキースの松井の復活に感動し、セルティックの中村のゴールにも歓喜した!
しかしその最中の、F1の優勝を決めた直後のM.シューマッハの引退会見は、やはり一抹の寂しさを覚えた。フランス代表のジダン等もそうだが、退き際を絶頂期に求める共通した姿は、「清々しさ」というよりは「恬淡」という言葉が相応しく感じられた。

これを「美学」だなんて言ってしまうと陳腐だが、その分野の世界を席巻し、魅了し、栄誉、富、名声などの全てを得たプレーヤーの引き際とはこういうものなのだろうか。

                *

現在、一日が制作で始まり、制作で終わるという日が続いている。

自宅での制作は終了した。
現在は、地味にブログのHTMLを修正している。
始めは「margin」や「padding」の意味さえ分からなかったが、プロバイダのスタイルシート(CSS)をベースに、細部の位置や色等を修正しているのだ。


"取手のアトリエ"では二作品に絞って制作。
最近は旅行の準備のために小休止していたが、それでも昨日の夕刻にアトリエに向かい、制作を行った。5時間という短い時間だっただけにあまり仕事ができなかったことが悔しい。
今日から旅行だというのに、22時を過ぎても作品からなかなか離れる事が出来無かった。

新しく着手した作品は、久しぶりに基底に和紙を用いた。ここ数年、作品の基底材には麻布や石膏が多かっただけに、紙の"擦れ合う音"がとても心地よく感じられた。
箔を押し、揉み紙を施してあった薄手の和紙に別の和紙を張り合わせ、さらに裏打ちを行い、パネルに張り込んだ。
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帰宅時には益々風が強くなり、強風に煽られながらマウンテンバイクをかっ飛ばして駅に向かった。
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                *

という訳で、今日よりスペインへ旅行。なんと"徹夜明け"。

帰国後に、また日記を記する予定です。
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by zeno1016trp | 2006-09-19 07:54 | 制作日記

藝祭(神輿)

昨日、一昨日と連日の上野出講だった。

昨日から3日間に渡って、大学祭『藝祭』が開催されている。
その初日である昨日は、『藝祭』の伝統イベント、「御輿パレード」が行われた。
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1ヶ月以上に及ぶ期間の中で、新一年生が全力を注いで製作した巨大な「御輿」が、サンバ隊のリズムを先頭に大学から上野公園内を練り歩くものだ。

この巨大な「御輿」の造形と彩色の完成度は相当なもので、バラエティにも富んでいる。これらの神輿には賞も設けられており、優秀な神輿には上野の商店街より賞金が与えられる。
俺自身も学生の頃に経験しており、当時は、ほぼ毎日朝から夜まで神輿製作に没頭していたことを思い出す。


ニュースでも報道されたためご存知の方も多いと思うが、本年の「日本画・邦楽」(※美術と音楽の各一科がペアになって製作)の「御輿」は不運にも製作中に炎上してしまった。けれど彼等の熱意はこのまま消沈する事は無く、短期間にも関わらず、見事に別の担ぎ物を作り上げたのだ。
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昨日は、「御輿パレード」の付き添いで教員室の他の先生方と共に、これまた一年生が作成した法被を着て練り歩いたが、その熱気たるや実に微笑ましかった。
徐々に参加欲が滾り始めた俺は、遂には人手不足を理由に神輿を担いだのだった。

午後は友人の模擬店で一杯。

                  *

今日は画廊回り。銀座—渋谷—上野と移動。
銀座では内山君、長沢さん、真鍋さん、そして渋谷においては三瀬さんの展覧会という流れだった。
色々な事が頭を巡り、ゆっくりと考えを整理しようと思う。

帰宅後、新作のためのパネルを用意。自宅アトリエで制作。

                  *

つい先日、自宅近所のコンビ二に立ち寄った際、レジで会計を済ませて後ろを振り向いたら、著名な国会議員が立っていた。総裁選立候補中の安倍さんの家庭教師としても有名な人だ。最近、その国会議員がとある政治討論の番組にゲスト出演していたのを観たばかりでもあった。

「何で此処にいるの?」と思うのと同時に、その"政治家とコンビニ"という奇妙な組み合わせがとても面白く感じられた。無意識の仮想現実が、相手に対して一方的に勝手な"妄覚"を突き付けていただけなのだろうか。


何気ない生活の中の、バーチャルと現実の狭間。
当然だが、「テレビの中の人間」は、「あちら側」と「こちら側」と区別して、自分の生活の中の現実と完全に切り離して考える。そして今回のように「あちら側」の人と出くわした時に、「あぁ、やっぱり自分と"同じ人間"なんだ」と今更ながら思うものだ。
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by zeno1016trp | 2006-09-10 01:08 | 日常のよしなしごと

昨日は、有志で立ち上げたばかりのサークル、「小文間植生研究部」の第二回活動日だった。
"蝮(まむし)"も迎えてくれた初めての野外活動だった。
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植生に興味を持つ者同士で、あれこれ雑談しながら行う探索は非常に楽しかった。
この日は、植物図鑑を片手に守衛所付近から美術館駐車場の区域の樹種を調べ、「マテバシイ」、「シラカシ」、「ウラジロガシ」、「コナラ」、「タブノキ」、「スダジイ」、「ツブラジイ」、「クスノキ」、「トチノキ」等の植生を確認した。次回は"同定"作業に入る。
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それにしても、植物はなんと奥が深いのだろうか。何か得体の知れない、とても大きな存在と対峙するような感覚さえある。

ささやかだが、万葉の植物に触れる時に、僅かな"日本"を感じることがある。外来種(外国から来た種)を目にした時は尚更だが、季節と共に刻々と姿を変える植物が、四季の移ろいを伝えてくれているように思う時に、その事を強く感じる。何か目に見える現象以上の事を教えてくれているようにも思うのだ。

また、取手校地内「取手植栽実験園」やこの活動の目的も然る事ながら、如何なる活動から新たな表現が展開するかも判らない。たとえ作品に直接結合せずとも、"フィールド・ワーク的"活動から得られるものは大きいように思う。

                  *

アトリエも少しづつ過ごし易い環境になってきた。

アトリエに流れるラジオは、制作のテンションを上げてくれる。
一日中、FMを流しているのだ。

J-WAVE『GOOD MORNING TOKYO』の「ジョン川平」の濃い目の軽妙トークから始まり、夕刻の「ピストン西沢」と「秀島史香」の絡みが面白い『グルーブライン』 、社会問題を取り上げる『ジャムザワールド』と延々と流している。思えば、DJ赤坂泰彦の『ミリオンナイツ』や、今は亡き"城達也"の『ジェットストリーム』、深夜の人気放送『のるそる』等々が全盛だった頃から、ラジオ放送をよく聞いていた。
時として、ラジオの音源が"雑音"になる瞬間もあるが、制作に夢中になっている時は"時報"代わりにもなる貴重な存在でもあるんだ。

スペインの旅行もあと二週間と迫っているために、少しでも制作を進行させておきたい。制作の合間には、グループ展の展覧会企画も思索している。


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昨日、足を運んだ"多摩川"の夕景は、叢雲(そううん)の中に吸い込まれそうに感じた。

生い茂る草花からだろうか。
晩を迎えると、季節が移り変わる時の香りが一層漂う。
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by zeno1016trp | 2006-09-03 14:15 | 植生日記