東大三崎臨海実験所

5月に入ってから、なかなかスカッとした晴れの日が少ない。「五月晴れ」なんて言葉もどこへやら。

昨日は、朝6時に家を出て、ふじっこさん、一光さんと7時に上野で待ち合わせ、神奈川県三浦市三崎町の「東大理学部三崎臨海実験所」の『自然観察会』というイベントに参加した。現地では、関先生と自主参加の後輩たちと落ち合った。

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都心近郊の割に意外と長旅だったが、いや~楽しかった。
『自然観察会』では、油壺湾岸の生物採集&観察。

一時間半、実験所の先生方も含めた皆で採集した生物は…
【軟体動物門】
□後鰓類 シラユキウミウシ/サラサウミウシ/クロシタナシウミウシ/タツナミガイ(無楯目)/イソウミウシ
□前鰓類 アカニシ/スガイ/レイシ/イシダタミ/ネコガイ/メダカラ/ツメタガイ/砂茶碗(ツメタガイ卵)
□斧足網 イシマテ/ホトトギス/オオノガイ/アズマニシキ/アコヤガイ/カガミガイ
【棘皮動物門】
□ヒトデ網 トゲモミジ/スナヒトデ/モミジガイ
□ウニ網 サンショウウニ/ムラサキウニ/バフンウニ
□ナマコ網 マナマコ
□クモヒトデ網 ニホンクモヒトデ
【内肛動物門】 スズコケムシ
【コケムシ動物門(外肛)】 チゴケムシ
【節足動物門】 ヒライソガニ/オウギガニ/イソクズガニ/コメツキガニ/ノコギリガニ/タイワンガザミ(十脚目)イソッテッポウエビ/スジエビモドキ/エビナガホンヤドカリ/スナモグリ
【脊椎動物門】 ハオコゼ/ナベカ/スジハゼ/イッセンヨウジウオ/ヒメハゼ/アミメハギ/イソハゼ
【脊索動物門】 シロボヤ/マクラホヤ
【環形動物門】 ドロケヤリ/ニホンフサゴカイ
【刺胞動物門】 キクメイシ/オヨギイソギンチャク/ヨロイイソギンチャク
【星口動物門】 スジホシムシモドキ/サメハダホシムシ
【紅藻こうそう】 フシツナギ/イボツノマタ

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たった一時間半でこの種類。引き潮時の磯の石をひっくり返したり、土を掘り返すだけで、こんなにもの海の生物の一端に触れることが出来る。
今回は写生こそ出来なかったが、実に楽しかった。
童心に返った一日だった。

7月にはもう一度、三崎臨海実験所に担当する大学院研究室(第二研究室)のゼミ旅行で訪れる。

             *

また、この大学院研究室の初展覧会の運営準備も順調に進んでいる。
これまでに幾度か学生や教授との話し合いの場をつくり、ある程度の展覧会の為の基礎を築いてきた。そして学生リーダーも決まり、組織も生まれ、いよいよ学生主体の本格始動!

自分自身、別の研究室(第一研究室)出身だが既に展覧会が組成されていて、この展覧会の立ち上げにも関わったことがあった。立ち上げ時は、企画・体制などを当時の担当の助手、中村寿生さんにとても面倒を見ていただいた事を、しばしば思い起こす。
自分自身も、学生の自主性を尊重しながら、適度なサポートをしていければと思う。
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by zeno1016trp | 2006-05-29 11:35 | 旅行記

サザンな一日

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ここしばらく取手出講が続き、仕事後の飲みも続いた。
金曜は博士在籍の友人と差しで、その前日は一年研究会の打ち上げだった。


金曜の飲み屋は、取手駅前の「茶山(さざん)」。
店名は、主人が大のサザンオールスターズのファンらしく、名前を文字ったものらしい。店内は、サザンのレコードや写真が飾られ、桑田さんの尊敬するエリック・クラプトンの写真までもある。BGMもサザンナンバー。
そんな店を好む俺も、10代の頃からサザンファン。
サザンの弾き語りも好きだし、カラオケもオンパレード・オブ・サザン。E・クラプトンも、武道館コンサートに行くほど好きだ。

             *

そして、今日は和紙の老舗「小津和紙博物舗」へ。
昨夜思い立ったことがあり、午前から友人と訪れた。店員ともしばらく話し込んだ。
長い目で見て、以前から考え続けている思索と絡むといい。

その後、銀座のなぐりさんの印刷会社「アクティブアーツ」へ。
プレゼンテーションのためのリーフレット作成依頼をする。
そして、ここでいろいろ話をしているうちに、また新たな案が思い浮かぶ。きっと、マーケットにも関わってくるだろう。
こちらはじっくり考えて、別の企画との接点も探してみたい。


帰宅後、何となく久しぶりにサザンの1980年代アルバムを聴いてみた。どの曲も、現在と比べて大雑把で荒削り。「女呼んでブギ」なんて、聞いてる自分が恥ずかしくなりそうだった。笑
でも、少々粗くても、若々しさがあって堂々と"やり切って"しまっているところがいいんだろう。昔のサザンはお薦め。
また、桑田さん自身も確か今年50を迎えたはず。それでも「BOHBO No.5」のような曲を豪快に唄っている。

             *

また明日もサザンを聴こう。

先週の個展をもって過去の自分に一度コンマを打ち、ようやく企画や制作も含めて"本当の意味でやりたかったこと"に取り組むことができそうだ。

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by zeno1016trp | 2006-05-21 03:44 | 制作日記

個展回想と雑感

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先週の13日土曜日、個展が終了した。
《本当に多くの方に来ていただきました。お忙しい中、どうもありがとうございました。》
             *

最終日は、5時終了までに約80人の方に来ていただいた。お越し下さった方の一人一人と対話をしたかったが、なかなか難しかった。
搬出も無事終わった。
作品たちを2トン車に押し込み、アトリエのある茨城県取手市まで行ったため終了時刻は11時。ほんと疲れた~。
今回、搬入出を手伝ってくれた友人・後輩は延べ10人。いつも思うが、彼等を無くして、俺の大作ばかりの展示はできない。俺の荒っぽい指図もあるが、手順を理解した機敏な行動に、オーナーも感心しきりだった。



やはり痛感したことは、一週間という期間の短さ。期間がもう少し長かったらどれだけ違うのかと考える。さらに今回は、一週間まるまる天候が悪かった。
今回の展示は、展示の"主旨"と銀座の画廊で開催することの"目的"がはっきりしていた。けれど、自分がイメージをしていたような展覧会にはまだ不十分だったようにも思う。

期間中は賛否両論、様々なご意見をいただいた。俺にとってこれほど嬉しいことは無く、今回は最も反響が大きかったとも思う。(中には厳しい意見も。免疫力が増し、益々打たれ強くなったとも思う。笑 )
また、このような場で、ある一定の距離をおいて自己の作品と対峙することができたことの中にも多く得るものがあった。


しかし、展示をやると、家族を始め本当に多くの人たちに支えられていることを実感する。
また、この美術世界が多くの人たちによって支えられていることも知る。
美術が一人でも多くの人にとって身近なものになるように、より一般社会に浸透するように、そして、芸術分野がさらに活性化するように担っている人たちがいる。俺も含めて、作り手はこの状況をもう少し認識したいところ。

             *

今はようやく落ち着きのある日々を迎え、仕事の合間に自宅と大学の両アトリエの片付けをして過ごしている。少し鼻風邪っぽいが、次の作品の下地作りも始めた。

先日、サッカー日本代表23人が選出された。若手が少ないのが残念だが、チームの中枢的な存在になった同い年の中田英、宮本、福西に注目している。
さあ、そろそろサッカーモードに切り替えていこう。

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by zeno1016trp | 2006-05-17 23:25 | 展示回想・雑感

個展後半戦

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個展が始まり、後半に突入した。

今週はあまり天候がよくない日々が続く。
作家の友人や美術関係者を始め、多くの方々が見えている。銀座で営業回りをしていた田舎の親友も立ち寄ってくれた。


昭和通りに面している東和銀行一階にあるギャラリー。昼時になると、多くの会社員が街に繰り出す。ガラス越しに、普段見慣れない光景を眺める。

通行人も、展覧会場をガラス越しに覗いていく。いったいどんなことを思っているのだろうか。



昨日、今日と仕事。会場に居たい気持ちを押さえて、仕事に行く。
今日は取手出講。仕事後、1時間半かけて画廊に行く予定。果たして、閉廊までに間に合うか?

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by zeno1016trp | 2006-05-12 08:10 | 展示回想・雑感

【個展のご案内】

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気がついたら、またもや久しぶりの日記。


昨夜、個展の搬入が無事完了。
搬入は6人の友人・後輩たちが手伝ってくれ、本当に助かった。

アトリエ引越、仕事、パーティー等、、、、制作時間をあまりとることができなかった4月だったが、会場準備の方は"それなり"には出来たと思う。
(藝大日本画の元教授、堀越先生の退任パーティーでは人生初の司会も経験(笑)。多くの会話が出来たことはよかったが、二次会三次会とズルズル。個展前にそれは痛い出費だった。)


今回の展覧会は、展示作品と論文を関連づけたものにしてみた。そして、画廊内を可動壁で仕切り、奥と手前のスペースで自分の中での意味合いを変えてみた。
文章があるせいで、今までの展示よりもコンセプチュアルさが出ているが、それも考えの一つ。自分自身のこれからの方向性に関わってくるんじゃないかと思っているんだ。
しかし、貸し画廊としては広い画廊。まるで小美術館の様。
フライヤー(リーフレット)も作成し(画像2)、期間中に配付もします。


ご高覧の程よろしくお願いいたします。

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 『金子 朋樹展』
 2006年5月8日~5月13日
 11:00~19:00(最終日17:00)

 銀座東和ギャラリー/ 東京都中央区銀座3-10-7
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by zeno1016trp | 2006-05-08 01:18 | 展覧会の案内