2007年 05月 26日
第15回 小文間植生研究部
到着後、既に活動していたメンバーと共に、美術館前駐車場の「秋楡(アキニレ)」と食堂前の「メタセコイヤ」に、樹木名札(同定名札)を設置した。
昼下がりには気温も上昇し、この時期にしては暑いくらいだった。
次回は6月9日の予定。
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午後、植栽実験園に足を運んだ。
この時期になると、しばしば葛やセイタカ等の雑草を刈るために実験園に赴く。
先日、その草刈りの最中に、冬眠から醒めたであろう"マムシ"を発見した!たまたま見易い箇所にいたため難を逃れたが、雑草の中に足を踏み入れる際はよく注意せねばならない。(そのマムシは標本として植生部のメンバーと捕獲。絶対にマネをしないように!)
春を迎え、「雁皮(ガンピ)」が開花した。
『雁皮(ガンピ)』
□学名:Diplomorpha sikokiana
□ジンチョウゲ科ガンピ属
□分布:本州(静岡・石川県以西)・四国・九州(黒髪山)
□落葉低木。樹高1~2m。
□葉は単葉で互生。葉縁は全縁、鋭頭。花期は5~6月。枝の先に淡黄色の花を数個つける。
樹皮は濃褐色で光沢が有り、和紙の原料となる。
(画像は雁皮)
by zeno1016trp
| 2007-05-26 23:30
| 植生日記